天神浜 (てんじんはま)
所在地
耶麻郡猪苗代町大字中小松字西浜甲
規模
幅0.5km、長さ2km、面積50ha、樹齢40〜200年
指定
国立公園第2種特別地域、防風保安林
問合せ
猪苗代町農林課農林業務 電話0242-62-2116
猪苗代湖の北東岸に位置し、松林に面した遠浅の砂浜です。東北には磐梯山を望め、磐梯朝日国立公園内の景勝地となっています。
猪苗代湖に流れ込む長瀬川の河口付近に砂などが堆積し、そこにアカマツの自然林が発達したと考えられています。樹高30mを超えるアカマツもあり、また、近年では少なくなったハンノキ林も残っています。
林内には日本三大天満宮の1つとされる「小平潟天満宮」もあり、遠浅の砂浜では湖水浴やキャンプ、ボート、ウィンドサーフィンなどで賑わいます。
会津地方随一の松林であり、また、防風保安林として東側に広がる水田を守る、公益的機能も果たしています。
天神浜は冬になると結氷し、しぶき氷や蓮ノ葉氷、団子氷、氷丘脈などが生成され、氷の幽玄の世界を見せてくれます。しぶき氷とは、波しぶきが陸上の樹々などに降りかかり、寒気で凍りついたものです。
●電車やバスの場合
JR磐越西線猪苗代駅下車、タクシーで10分
●車の場合
磐越自動車道「猪苗代磐梯高原」I.C.から10分
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